続 病院で死ぬということ

続 病院で死ぬということ

続 病院で死ぬということ

山崎章郎(やまざきふみお) 著、1996
文春文庫

感想

 お借りした本を読了した。

 たいへんな病気を持っているのだからと大事にされたり、慎重になりすぎて社会から遠ざけられてしまうよりも、社会の中に自分の立場を確保し、社会に参加しつつ闘病するほうが、はるかに生きるエネルギーや力は大きいような気がする。

 山崎 1996: 46

 自分の思考の中でじっくりと考えて(中略)探し求めていきたいのだ。自分の心の中のプロセスをたいせつにしたいからだし、そのプロセスをじっくり味わってみたいからでもある。

 山崎 1996: 219-220

参考

山崎章郎 – Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/山崎章郎